粘土質でも穴掘りしやすいおすすめのスコップは複式シャベル
果樹栽培がしたくて農地を相続しましたが、水栓がありません。そこで、役場に聞くと、このあたりに水道管があるのではないかと教えてもらいました。
しかし、業者に水栓取り付けを依頼すると、30万円以上かかると言われました。そこで、自分で穴を掘って水栓を取り付けることにしました。
自分で4種類のシャベル(スコップ)を使ってわかったことは、粘土質でも穴掘りしやすいおすすめのスコップは複式シャベルだということです。
穴掘りしやすいシャベル
私が1.5mの穴を手掘りしたときにわかった穴掘りしやすいシャベルをご紹介します。掘った場所は、粘土質で非常に硬い土壌です。
角スコップ→土取りに利用
穴を掘ろうとしたときは、角スコップしか手元にありませんでした。角スコップはやっぱり掘りにくかったです。穴掘りにはほぼ利用せず、穴に溜まった土を取るために利用するのがメインでした。
剣先スコップ→土掘りに利用
角スコップでは無理と判断して、剣先スコップを購入しました。先が尖っているので、土を掘るのに便利でした。ある程度の深さまでは、剣先スコップで対応できました。
しかし、粘土質の地盤になってからは、粘土がくっついて取るのが面倒になってきました。また、ある程度の深さまでいくと、穴の中で掘るのが難しくなってきました。
柔らかい土なら、穴の中に入っても掘れる広さを確保できるでしょう。しかし、粘土質の硬い土を自力で掘ると、そこまで広く掘るのは難しいのです。できないわけじゃないけど、やろうとすると地獄のような作業となります。
穴あきスコップ→粘土質に便利
粘土質の土って、剣先スコップだと粘土がくっつきやすいんですよね。そこで、粘土質でも掘りやすいと言われている穴あきスコップを購入してみました。
たしかに、剣先スコップよりは掘りやすいです。掘りやすいというよりは、スコップについた粘土を取りやすいのです。でも、剣先スコップより少し楽な程度ですwあまり購入した意味はありませんでしたwこれはなくてもいいと思うw
複式シャベル→穴掘りにおすすめ
剣先スコップを利用して掘っていましたが、1mくらいの深さになると諦めモードになってきました。手掘りなので、横幅1m、縦幅50cmくらいが限界です。
そのため、穴に入って掘りにくくなってきたんですよね。また、雨が降ると穴に水が溜まるんですよね。乾いた頃に掘るのですが、中は濡れていて掘りにくいというのもあります。このタイミングになると、
「業者に依頼するべきか?それとも、ユンボを使うべきか?」
と悩み始めた自分がいました。そこで、最後の望みとして複式シャベルを購入してみました。ホームセンターでも5,000円以上するので、なかなか購入することができずにいました。
しかし、複式シャベルを購入したのは正解でした。複式シャベルで穴掘りをしてからは、まじで素早く掘ることができました。
複式シャベルを落として、土を挟んですくっていくスタイルなのです。だから、穴に入らないでも、穴が掘れるのです。土をすくうので、角スコップの出番も減って楽ちんです。
狭い範囲を深く掘りたいのであれば、複式シャベルが最適だとわかりました。粘土質のような硬い土壌でも、サクサク掘り進めることができます。複式シャベルのおかげで、1.5mの穴を掘ることに成功しました!
ちょっとお値段は高いですが、複式シャベルはお値段以上の価値があると思いました。複式シャベルでもダメなら、ユンボで掘るしかないくらいに思うといいかもですw
まとめ
自分で1.5mの穴を掘ってわかったことは、粘土質のような硬い土壌で穴を手掘りするには、複式シャベルがおすすめだということです。というか、複式シャベルがないと心が折れてしまうと思います。
そして、今回の体験を通じてわかったことは、手掘りは大変だということですw深い穴を掘るのであれば、ユンボを使うことも検討しましょうwじゃないと、私のように1週間以上も穴掘り作業をすることになりますw
ちなみに、1.5mの穴を掘っても農業用水の水道管は出てきませんでしたw結局、どこに水道管があるのかもわかりませんでしたw
そもそもの水道管の位置も昔聞いたお話の世界なので、誰も正確にわからないのが地元管の怖さでしたとさw
「農業用水のパイプラインが農地のどこにあるのか、誰にもわからなかった件」も参考にしてください。