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お金がない人に高級料理店を評価してもらうには、高くてもまた食べたいと思える圧倒的なおいしさが必要

2023年07月05日 更新2020年09月10日 公開

私は外食が好きなので、食事に関してはお金をかけるタイプです。しかし、お金がないゆえに、味とコスパのバランスはシビアに評価しています。

お金がない人に高級料理店を評価してもらうには、高くてもまた食べたいと思える圧倒的なおいしさが必要なのです。

お金がない人はコスパを評価することが多い

お金がない人が「味」と「コスパ」で考えたときに、同じ味のお店が2つあるとしたら、「コスパ」がいい飲食店を評価します。それだけ、料理においてコスパは重要なのです。

「この味で、このコスパならお得!」
「この量で、このコスパならお得!」
「味と量のバランスで、コスパよくてお得!」

という感じですね。味と量が自分の中のコスパ基準を満たすと、「コスパ」がいい、悪いの評価になるのです。食べログを見ていればわかりますが、レビューが多いのはラーメン屋さんばかりなので、「コスパ」の重要性がわかると思います。

そして、ミシュラン系の高級料理店には、

「高いけどコスパが悪い…」

という否定的なレビューが目立ちます。それだけ、「コスパ」というものは重要なのです。

金持ちは予約のしやすさも重視

金持ちになると、「コスパ」よりも「味」だけでなく、「予約のしやすさ」も重視しているような気がしています。

私が知っている金持ちでグルメな人がいます。3万円の食事もワンコインレベルの感覚だと思います。

予約の取れないタイプの高級料理店でなければ、簡単に予約が取れるからしょっちゅう食べに行ったりしています。お金のあるなしで、高級料理店に対する評価は変わるんだと思います。

まあ、あくまでお金がない側の推測なので、金持ちになってみないと気持ちはわからないですがwでも、高い値段にすることで、お金持ちが気軽に予約できるようにするのは大事だと思いました。

お金がない人には圧倒的なおいしさがないと、高級料理店は評価されにくい

お金がない人には圧倒的なおいしさがないと、高級料理店は評価されにくいなと感じています。高い値段となっているため、コスパが悪い前提で戦わないといけないからです。

でも、コスパ問題を覚悟したうえで、高級料理店として勝負しているわけなので、圧倒的なおいしさを提供できるように戦うしかないのです。

圧倒的なおいしさの高級料理店は少ない

とはいえ、圧倒的なおいしさを提供できる高級料理店は少ないなと感じます。特に、1人あたり1万円未満の高級料理店、プチ高級料理店が、圧倒的なおいしさを提供できることは少ないように思います。

中途半端にうまくはあるのですが、突き抜けたおいしさがないというかんじです。そもそも突き抜けたおいしさがあったら、どんな値段でもまた行きたくなるわけですから。ストーリーや地産地消で逃げているように思います。

1人あたり1万円を超える高級料理店は素材に、金かけているのか圧倒的なおいしさを提供できていることが、1万円未満のお店よりは多いように思います。それでも、コスパに負けてしまうお店は、圧倒的なおいしさがないだけなんですけどね。

誰にでも、圧倒的なおいしさというものはわかると思います。お金があればまた行きたいなと思えるなら、それが圧倒的なおいしさだと思います。

私も京都に大好きな焼肉屋さんあるのですが、飲んで好き放題食えば1万円は軽く超えるし、毎度お会計が高いなと思うけど、京都に行くたびに行ってしまうんですよね。

そんな圧倒的なおいしさを提供できるのが、お金がない人からも高級料理店を評価させ、お店を継続させるポイントなのかと思いましたとさ。

圧倒的なおいしさの定義も人それぞれ

最後に、圧倒的なおいしさの定義も人それぞれです。これまでの、グルメ経験値にも左右されます。

「あのお店の方がおいしかったな」

と思えれば、どれだけおいしいお店でも評価は下がりますし、人それぞれ好みもあります。それでも、圧倒的なおいしさの基準というものがあるので、そのラインを突破すれば圧倒的なおいしさのお店になると思います。

圧倒的なおいしさとは、絶対的なもので値段は関係ありません。安くて圧倒的においしい店もあれば、高くても圧倒的においしいお店もあります。値段はそれぞれです。例えば、私の中では「味」が「4.75~5.0」が圧倒的なおいしさになります。

「4.5」でもかなりおいしいのですが、名店レベルや名店一歩手間レベルとなる圧倒的なおいしさはないわけです。

突き抜ける圧倒的なおいしさを提供する飲食店って、本当に少ないのです。ちなみに、私もここまでグルメの評価基準分けるまでに、すごい悩みました。

「また食べたい」
「もう食べたくない」

の基準は簡単ですが、どれだけおいしいかという基準からすごく細かいんですよね。

だから、最初は「0.5」単位だったのが、「味」と「総合評価」だけ「3.5」以降は、「0.25」単位になったもの。でも、そうじゃないと評価できなかったんですよね。

私のグルメ基準は「グルメ記事のルール!飲食店の評価基準」も参考にしてください。

感想

先日ミシュランプレートを獲得した焼き鳥屋さんに行ったのですが、「味」が「4.25」レベルなのに、「コスパ」が「1.5」レベルですごくがっかりしました。

私が金持ちだとしても、このお店に行くのだろうか?多分行かないと思う。圧倒的なおいしさではないから。

でも、お金がないのに、1万円くらい支払ったから記事にしなければもったいないし、ミシュランだからネタになります。

そして、PV稼げるとは思ったけど、再訪することは自分の中でも重要な指標なわけだから、1万円支払ったとしても記事にしてはいけないと決めました。

やっぱり、お店をディスりたくはない。そして、先日は酔っ払った頭で「味」と「コスパ」とはなんだろうと、ずっと考えてたらこんな記事ができました。

そういう意味では、記事にできない高級料理店に行くことも価値はあるのだなと思いました。いいお勉強になったし、いい考察記事もできた。直接店舗名をディスってはいないので、誰も傷つけてはいないのである。

あと、高級料理店に対する考え方は、いろんな立場で違うと思います。金持ちと非金持ちでも違うし、料理人かどうかなどでも変わると思います。ゆえに、お金がないグルメ好きのお話だと思ってくださいね。

外食とはおもしろき世界ですね。個人的な価値観で評価が変わってしまうので、だからこそ自分がおいしくないと思うお店は記事にしないほうがいいのです。私にとってはNGのお店でも、誰かにとってはOKになるのだから。

ミシュランの星の数とビブグルマンの違いは?ミシュランの期待値を下回るお店の特徴」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員、日本維新の会
IT・Web会社の社長
詳細プロフィール

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