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食費節約&いつもは行かない飲食店調査を兼ねてホットペッパーで無限Go To Eatに挑戦した結果

2020年11月06日 更新2020年11月06日 公開

無限くら寿司とかネット民としては面白そうだなと思ってこのビッグウェーブに乗っかろうと思いました。食費節約&いつもは行かない飲食店調査を兼ねてホットペッパーで無限Go To Eatの限界に挑戦した結果をお伝えします。

*Go To トラベルは利用していましたが、Go To Eatは乗り遅れていたので、2020年11月6日からの挑戦となります。2020年11月13日に近日中にポイント付与の予約ができない旨が発表され、ホットペッパーグルメは2020年11月15日2:00にポイント付与終了しました。

2種類あるGo To Eatキャンペーンとは?

Go To Eatキャンペーンとは、農林水産省による感染予防対策に取り組みながら営業している飲食店および、食材を提供する農林漁業者を支援するため、国が「プレミアム付食事券」や「オンライン飲食予約の利用によるポイント付与」するキャンペーンのことです。

Go To Eatキャンペーンには2種類あるのがわかりにくいところです。

25%お得なプレミアム付食事券

Go To Eatキャンペーンは、都道府県単位でプレミアム付食事券を利用するパターンがあります。販売額の25%を国が負担するので10,000円で12,500円の食事券を購入できます。25%お得になるわけです。

無限Go To Eatも可能なオンライン飲食予約の利用によるポイント付与

こちらが世間で騒がれているGo To Eatキャンペーンのことです。昼食時間帯は1人当たり500円分、15:00以降の夕食時間帯は1人あたり1,000円分のポイント付与してもらえます。

以前は予約すれば注文金額に関わらずポイント付与されましたが、現在だと昼食時間帯は500円(税込)、夕食時間帯は1,000円(税込)以上の注文が必要です。

ポイント付与の上限は1回あたり最大10人までなので家族なら楽勝で利用できます。今のところ2021年1月末までポイント付与され、2021年3月末までは利用期限があるポイントとなります。こいつが使い方によってはすごくお得になるわけです。

無限Go To Eatとは?

無限Go To Eatとは、Go To Eatを利用して無限ループでお得に外食を楽しむ行為です。厳密派だとEparkを利用した無限くら寿司のように即座に使える無限Go To Eatしか認めない人もいます。

一方、ゆるゆる派だとGo To Eatを利用してお得に外食を楽しめれば無限Go To Eatだと定義する人もいます。私はゆるゆる派です。中価格帯のお店だと割と3,000円くらいポイントオーバーする感じです。でも、お得に外食できてるよ。

Go To Eatは結構ザルのような制度なので、最初のころは予約すれば1,000ポイントもらえたので鳥貴族錬金術もできましたが、今はできません。

ただし、予約してもらったポイントを使っても1,000ポイントもらえるのでゆるゆるの無限Go To Eatは可能なわけです。今後このゆるゆる無限Go To Eatはできなくなる可能性もありますが、予算終了が先に来る気がします。だってお得だから。

無限Go To Eatのメリット

1人当たり最大18万円食費が節約できる

無限Go To Eatのメリットは食費が節約できることです。2020年10月1日~2021年1月31日まで夕食で利用すれば1人あたり12万円くらい節約できるわけです。昼食も含めると18万円になるわけです。厳密にやればね。

正直コロナウイルスで会社の売上は下がっているので、食費を節約すると家の延命措置にもなるわけです。私はお昼を食べないので夕食だけ無限Go To Eatをしようと思っています。

住宅ローンもあるので家を売らないためにも利用できる制度は利用します。国が外食産業のために推奨しているので税金泥棒でもありません。てか、会社売却時とか所得税たくさん支払ったし、利用する権利はあると思う。

ご飯を作る手間が省けていろんな普段行かないお店に行ける

ご飯を作る必要がないのでとても楽ちんですし、普段ならグルメ重視で行かないようなお店にもGo To Eatなら行けることです。こうでもしないとチェーン店とかもなかなか行かないのです。

困っている飲食店を助けることができる

チェーン店ではない個店に行けば、本当に困っている飲食店を助けることができるわけです。でも、チェーン店だって困っているから赤字のお店に行けばそれは人助けになると思う。いいじゃん、税金でも助かる人がいるなら。それでいいんだよ。そのための税金だ。

無限Go To Eatのデメリット

とにかくわかりにくい

無限Go To Eatのデメリットは、とにかくわかりにくいことです。まず、Go To Eatが2種類あるなんて知らなかったです。制度の理解から始めないといけないわけです。特にポイント付与のことを理解しないといけません。

グルメサイトが分散しているので探すのが面倒

Go To Eatのポイント付与に対応している数少ない店舗が、多くのグルメサイトに分散しているのでもう探すのが面倒です。

そもそもグルメサイトの予約なんて普段利用しないのでアカウント作成から始めないといけないのも面倒です。もうネット系の私でも知らないグルメサービスとかありましたよ。

また、私のような地方だとGo To Eatに対応しているお店が少ないです。ホットペッパーで40件、食べログで20件、その他は0店舗とかザラですw

これはもう大手グルメサイトを潤すための施策だと言われても仕方ないわけです。ネット系の人以外だと本当にわかりにくいと思います。

ポイント付与まで時間がかかる

ポイント付与まで時間がかかるため、すぐ利用できるわけではないことです。一定の期間続けて利用しないと毎日無限Go To Eatはできないわけです。

毎日外食するのは意外と辛い

2021年1月末までとはいえ、毎日外食をするのは意外と辛いということです。たまにだから外食は楽しいのだよと思いました。

人気店は予約がいっぱいでまずい店のほうが多い

また、Go To Eatでも普段から人気のお店は予約がいっぱいなのでなかなか利用できず、あまりおいしくないお店が多いことです。今日のお店もリピしないなと思いましたもの。

低価格帯だと食べきれない

1人1,000円までを基準に注文しないといけないので、低価格帯のお店だとたくさん食べないといけません。かっぱ寿司とかGo To Eatで食べ切れる気がしないので私は行きません。

中価格帯以上だと出費が多くなる

かといって中価格帯以上だと出費のほうが多くなります。これはもう最後に溜まったポイントを消化するためだけに行こうかと考えています。

私は多少くらいならはみ出してもいいと思っているのですが、厳密派だとかなり緻密な注文計算が必要となります。別に5,000ポイント付与なら8,000円くらいいってもいいんじゃないかなと思ってます。安いお店だとあまりオーバーしないしバランスってことで。

世間の目が冷たい

最後に無限Go To Eatをしている人への風当たりが冷たいのも辛いところです。Go To Eatのポイント内だけで楽しむと鳥貴族の1件があるから冷たいのです。

でも、国が奨励しているから冷たくされる必要はないと思う。ちゃんと1,000円以上頼む条件がついたのだから、もう世間の目が冷たくなる必要はない。恨むなら税金を無駄遣いする人たちを恨むべし。

でも、結構飲食店には無限Go To Eatを楽しんでる家族連れも多いですよ。子どもいると高くつくからなかなか外食いけないからありがたいよね。

無限Go To Eatのやり方

ポイント付与型の無限Go To Eatのやり方は簡単です。Go To Eatに対応しているグルメサイトにアカウント作成して、Go To Eatキャンペーン対応のお店を検索して、ネット予約するだけです。基本的にネット予約しないと利用できないのでご注意を。

あとは何日か後にポイント付与されるので、そのポイントを利用して毎日Go To Eatするだけです。

ただし、ポイント付与までに時間がかかるので毎日Go To Eatしたいなら、ポイント付与までのタイムラグまで持ち出しが必要になります。

7日後にポイント付与だと7日後にポイントを使えるようになるのでそれまでタイムラグがあいてしまうわけです(ギリギリのポイント運用だと前日予約になるので大変なのでもっと日数増やしたほうが予約は楽です)。

最終的には返ってくる理論になりますが、それなりの持ち出し費用は発生するので、持ち出し費用が捻出できない人は辛いかもです。

ホットペッパーを利用して無限Go To Eatを実験した結果

私の住んでいるエリアだとホットペッパーがGo To Eat対応しているお店が多かったので、ホットペッパーを利用して無限Go To Eatをしました。

ホットペッパーにおける無限Go To Eatのやり方も、ホットペッパーに登録してアカウント作成して、あとはGo To Eatキャンペーン対応のお店を探してネット予約するだけです。

今のホットペッパーだと来店の7日後にポイント付与されるので、7日分食べておけば理論的にはゆるゆるの無限Go To Eatが楽しめるわけです。

でもね、実際に7日分食べる運用だとポイントを使って予約するなら前日に予約することになります。人気店は予約できないし、土日はリクエスト予約やネット予約ができないこともあるので、10日分くらい食べて気軽に予約できるようにしたほうがよかったです。

ちなみにホットペッパーグルメは2020年11月6日から利用しました。新規アカウントのためか6日分までしか予約できませんでした。本当は1ヶ月先くらいまで予約しようと思ったけど、さすがに制限かけてるみたいです。

「現在ネット予約サービスをご利用いただけない状態になっております。」と表示されてこれ以上予約できないようになっています。さすがリクルート。これは正しい制限だと思う。

また、2020年11月13日にGo To Eat近々終了するのでかけこみ予約で9日分の予約を入れたらそれ以上は予約できませんでした。「現在ネット予約サービスをご利用いただけない状態になっております。」と表示されるのです。

ちゃんと制限しているのは税金の公平感があって偉い(ユーザーとしてはいただけない制限だけど)。

2020年11月15日の2:00にポイント付与終了しましたね。終了して思ったことは「これで無限Go To Eatしなくて済む」と安心したことです。

毎日外食行くのはしんどいし、ポイント内でケチケチ食べるのは無理なので毎度持ち出しが発生したからです。おいしいお店も限られているし。

また、無限Go To Eatにたどり着く前にポイント付与終了なので、持ち出しだらけの予約になってしまったからです。ポイント的にはお得なんだろうけど、別に食べたくもないお店に行ってお金を使うのはお得なのかと疑問に思ってしまいました。

やっぱり、外食っていうのはおいしいお店にたまに行くのがいいなと思いました。こういう不公平感のある税金の使い方はやめたほうが国のためだと思いました。

まずい店は無料でも行きたくない&グルメ予約サイトにおいしい店は少ないとGo To Eatでわかった件」も参考にしてください。

ちなみにホットペッパーグルメで予約したお店を見て気づいたことがいくつかあります。Airレジやowst.jpのホームページが多いことです。ホットペッパーグルメの囲い込み戦略がすごいなと思ったのです。

Go To Eatでホットペッパーグルメを使ったら飲食店向けのWebマーケティングが秀逸だと思った件」も参考にしてください。

無限Go To Eatはサラダ必須

無限Go To Eatを4日連続して気づいたことがあります。それはサラダ必須だということです。私は普段外食ではサラダは頼まないのですが、毎日外食をしていると野菜を食べる量が減ります。

また、毎日外食をしていると重めの料理ばかり頼むので胃が疲れてきます。なので、最初にサラダを食べると健康や胃にもいいと思います。普段外食ではサラダを食べない私が言うのだから間違いないでしょうw

最後に:Go To Eatは割と税金の無駄遣いだと思ってます

まだ無限Go To Eatを始めたばかりですが、Go To Eatは割と税金の無駄遣いだと思っています。

そもそも税金の20%はグルメ予約サイトに流れるわけですからね。多くのグルメサイトのネット予約の利用手数料が1人200円なので1人1,000ポイントだから20%という計算です。

Go To トラベルは一定の効果があると思いますが、Go To Eatはネット予約に対応というかグルメサイトを普段利用していないちゃんとしたお店には何のメリットもないからです。大手チェーン店向けってかんじ。あとネット予約を利用しない人も税金の損をします。

もちろんちゃんとしたお店もあるし、本当に困っているお店の助けにはなるのですが、ほぼチェーン店とかグルメサイトに広告費を払っているお店のが多いというのが現状だからです。その頃にはキャンペーン終わるだろうし。

この税金の無駄遣いはそのうち自分や会社に返ってくることは想定しているので、私は無限Go To Eatを試してみようかなと思ったわけです。

そのうちカジュアルに復興源泉所得税みたいに2.1%とか徴収されるんだろうな。会社売却時は復興源泉所得税で結構税金納めたからな。

だから利用できる人は利用したほうがお得だと思う。でも、そこまで無理して無限Go To Eatする必要もないじゃないかなと思う。心が貧しくなりそうな気はしていますw

感想

無限Go To Eatはメリットも多いですが、わかりにくいのでデメリットも多いです。かといってせっかく使える期間限定の制度なので使わないと損です。

私も無限Go To Eatがどこまでできるのか試してみたくはあるので、これからどこまで挑戦できるか試してみます。

と思ったら予想していたよりも早く終わりましたが、無限Go To Eatは正直しんどかったです。お得なんだろうけどお得かもわからなくなった後半戦でした。ポイント的にはお得なんだけど心情的にはあまりお得感がないという不思議でした。

祭が終わるの早すぎwGo To Eatが予想していたよりも早く終わった理由を考察した件」も参考にしてください。

著者

とばひさし とば ひさし
武豊町議会議員
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